エプタ

時代の先へ エプタ

Vol.64 2013.11月[雪号]
雪号

特集

日本の折りたたみ文化

エプタ表紙
 B A C K N U M B E R L I S T S

 Vol.64  C O N T E N T S
―日本人と折りたたみの文化
 大妻女子大学教授・真家和生
―折りたたみ文化の傑作 扇子
 伊場仙社長・吉田誠男
 江戸扇子職人・松井宏

―折りたためる明かり 提灯
 高橋提燈会長・高橋康二
―贈る心を伝える
 小笠原流 折形礼法

 小笠原流礼法宗家・小笠原敬承斎

―折りたたみ文化の象徴 折り紙
 折り紙研究家・岡村昌夫

―瞬時に平面を折りたたむ
 ミウラ折りの不思議

 東京大学名誉教授・三浦公亮

―未来への展開
 折り紙工学

 東京大学大学院助教・舘知宏

―折り紙ヒコーキに託す夢

 折り紙ヒコーキ協会会長・戸田拓夫

―緻密な計算から生まれた
「いいかげん折り」

 篠原紙工社長・篠原慶丞

―折りたたむ しぐさ

 文化人類学者・野村雅一


連載・Dr.神尾の健康快道
 黄金のトライアングル 4

 落合クリニック院長・神尾重則
スキンケア講座
 「低温乾燥期は血行促進がポイント」

キヌタくん活躍中です!
エプタザール・コンサート情報/
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『エプタ』バックナンバー
次号予告/編集室から

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日本には昔から、折りたたみの文化があった。
脚を折りたたむ正座は、日本人独特の座り方だ。
また着物や布団から、ノート型パソコン、折りたたみ式携帯電話まで、
私たちの身の回りには折りたたむ生活道具がたくさんある。
使わない時は、折りたたんでしまっておく――。
それは狭い空間で暮らす日本人ならではの知恵なのだ。
そして、伝統的な遊びやアートとして親しまれてきた折り紙。
そこから発展した折り紙工学は、
今や世界から注目される最先端の研究分野だ。
その研究の原点にも、「大きく広げて、小さく折りたたむ」という
日本の折りたたみ文化が息づいている。