エプタ

時代の先へ エプタ

Vol.89 2018.11月[雪号]
雪号

特集

弘法筆を選ぶ
書く道具の変遷

エプタ表紙
 
 B A C K N U M B E R L I S T S
 Vol.89  C O N T E N T S


煤から生まれる日本古来の墨作り
 和墨の里 
 奈良 古梅園

―日本の筆記具
 歴史を辿る

 国立歴史民俗博物館・教授・小池淳一

―筆記具 年表
―巻筆
 千二百年の筆作り

 筆師・攀桂堂十五世・藤野雲平

書家・仲川恭司氏に聞く
 書の宇宙

―製硯師四代

 宝研堂・青柳貴史

シネマの中の筆記具

作家と筆記具

column
 プロフェッショナルの筆記具

―速記者と筆記具

 公益社団法人・日本速記協会事務局長 ・蒲池寿美

―鉛筆
 その素朴な存在感

 北星鉛筆株式会社・代表取締役社長・ 杉谷和俊

― 先端に技あり
 芯が折れないシャーペン
 プラチナ万年筆

―ガラスペン

 ガラスペン製造・佐瀬工業所

―ペンドクター

 ペンドクター・宍倉潔子

―無限の組み合わせで
 思いを色にする 

 インクブレンダー

 インクブレンダー・石丸治

筆記具の進化
 消せるボールペン

筆記具の進化
 手書きをデータ化


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―連載・Dr.神尾の健康快道
 日の出ヶ丘病院院長・神尾重則
―スキンケア講座
―HINOKI NEWS
―次号予告/編集部から

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人類は「書く」ことで言葉を豊かにし、文明を発展させてきた。

中でも日本は墨、筆、硯を用いた「紙に書く文化」を長く紡いできた国だ。

デジタル化が進む現代にあって尚、

伝統を守り続けている老舗や匠たちの毅然とした姿を紹介したい。

また、時代とともに進化してきた書く道具の変遷を辿り、

人類史における筆記具が果たした役割や機能にも注目してみよう。