エプタ

時代の先へ エプタ

Vol.91 2019.4月[花号]
雪号

特集

今も生きる江戸湾

エプタ表紙
 
 B A C K N U M B E R L I S T S
 Vol.91  C O N T E N T S


―【第一章】
  江戸湾の改造と
  江戸の町づくり
  大石学

―川と海の水運 
 物流拠点としての江戸湾
 久染健夫  

―江戸湾に、ひしめく和船
 昆政明
―【第二章】
  幕末の江戸湾海防

  淺川道夫

―海の要塞 台場が果たした役割

―日本武尊と弟橘媛の
“走水”伝説

―江戸湾の関所 浦賀奉行所

―近代日本をリードした横須賀
 山本詔一

―【第三章】
「江戸前」が支えた百万人の食

 大久保洋子

―江戸の味-佃煮

―江戸の味-浅草海苔 
 絶滅危惧種のアサクサノリが復活

―江戸湾の鯨
小松正之

シネマ/江戸湾と北斎

―江戸の魚食を支えた干潟と深海
 風呂田利夫・工藤孝治

―江戸湾の終焉と今

―江戸時代からの航行の安全を
 担う 水先人


・・・・・・・・・・


―連載・Dr.神尾の健康快道 神尾重則
―スキンケア講座
―エプタザールコンサート情報
―次号予告/プレゼント/編集室から

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日本最大の貿易港を抱え一日に巨大船が約五百隻航行し、

日本の貿易総額の約三四%を担っている東京湾。

その基礎は全て江戸時代に作られた。

徳川家康が江戸に入府以降、

積極的に推し進めてきた町づくりや港や河川の整備の数々。

その政策と実践があってこそ、江戸は繁栄し、今の東京へつながった。

平成最後の特集となる今号では

大きく歴史が切り替わったこの時代に焦点を当て、

歴史と背景、海防や外交問題、百万年の食を支えた湾の恵みの三観点から、

今も生きる江戸湾を眺望してみた。