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時代の先へ エプタ

Vol.97 2021.1月[華号]
木号

特集

世界が驚嘆した 和算

エプタ表紙
 
 B A C K N U M B E R L I S T S
 Vol.97  C O N T E N T S

 

世界が驚嘆した 和算


―薬師寺に見る古の工人たちの
 知恵と技「規矩術」 
  薬師寺頭領 石井浩司

―七角形の算額  
 大稲荷神社宮司 穐山光鑑

―江戸時代の人気メディア算額

 和算研究家 小寺裕

―和算の歴史を辿る

 電気通信大学大学院教授 佐藤賢一

―“算聖”関孝和の実像に迫る

 数学者 上野健爾

―「関孝和伝」を語る

 講談師 神田鯉栄

―日本一の生産地 播州そろばん

 播州算盤工芸品協同組合理事長 
 宮永英孝

 伝統工芸士 宮本一廣

―今こそ、そろば~ん!

 13~22代珠算名人位 土屋宏明

―尺貫法の姿

―茶懐石と八寸

 和食の中の尺貫法

 東京吉兆 料理長 湯木義夫

―日本語と和算

―ご飯はどうして「合」で炊く?

 東芝ライフスタイル(株) 松本京子

―尺八と尺貫法

 尺八演奏家 藤原道山

―和裁と鯨尺

 卓越技能者・現代の名工 佐藤孝子

―落語の中の尺貫法

 落語家 八光亭春輔

―江戸の改暦と和算

―永六輔と尺貫法復権運動

 フリーアナウンサー 永麻理


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―スキンケア講座

―エプタザール/コンサート情報

―追悼 神尾重則先生を偲ぶ

―産経新聞掲載記事

―バックナンバー/

 仏像写真集のご案内

―次号予告/編集室から

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江戸時代、人々は日本独自の数学に熱中した。

敢えて難しい問題に挑み解くことを楽しんだ。

頂点に立ったのが「算聖」と称される数学家・関孝和だ。

関が達成した実績の一部は同時代のヨーロッパの数学よりも進んでいた。

そして今もなお、尺貫法を大事にする職人の中に、

日々の暮らしや生活の中に、

江戸時代の和算の名残を見つけることができるのだ。